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歩き始めたばっかりのお年頃 その3

歩き始めたばっかりのお年頃 その3


「というわけで、カガリさん。
ちょっとお待ち下さいね」

パタン、と言う軽い音と共に
ドアは閉まり、部屋に残された二人は顔を見合わせた。



暫くの後、プイと顔をそむけたのはシンだった。
小さな金髪のべびーは一度瞳を大きくした後に
背中を丸め、うつむいた。

広い部屋の中、居るのはたった2人。
決して仲が良いとは言えない二人を残し
キラとラクスは「少ししたら帰ってまいりますわ」と
部屋を出た。



空調の、大きくもないハズの音がいやに
耳について、シンはちらりと赤ちゃんの方を
相手に気が付かれないように盗み見る。

ちいさなちいさな体をさらに小さくして
カガリはソファーに座り・・・いやその姿は
すでに「埋もれている」といった方が正しい
ものだった。

まさか、泣いているの、か?
な、泣いてたって関係あるもんか!

シンは胃の中に溜っていく嫌なものの
正体を無視するために、頭をくしゃくしゃと
かき回した。
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andc/zero

Author:andc/zero
ちょっと遠回り?でもじつはそれが直線だった。そしてちゃんと理想に向かって歩いてる、そういう感じでいきたいです。

        
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